ポケジャーナル ポケモンソード・シールド考察・翻訳ブログ

ポケットモンスターソード・シールドの考察や海外記事の翻訳をしています。

E3以降の最新情報まとめ②【ポケモンソード・シールド】

E3後の最新情報まとめ記事のつづきです。過去作の互換切りについて話題になっていますが、今回はそれ以外の情報について紹介します。

 

 1、新ポケモン「Yamper」「Impidimp」

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Yamperは電気単タイプのコーギー犬のようなポケモン。これも海外リークに出ていました。新特性「Ball fetch」は、アイテムを持っていない時に最初の一度だけ、ポケモンの捕獲に失敗したモンスターボールを回収するというもの。

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もう1匹、E3のデモプレイで判明したのがImpidimp。詳細は不明ですが、悪・フェアリータイプという情報が出回っています。インプは小悪魔または妖精の一種で、また映像内で「じゃれつく」と「ダメ押し」を使用していたので、悪・フェアリータイプという可能性も高いでしょう。

 

さらにトレーラー映像の中のジムの観客の服のイラストに電気タイプの犬のようなポケモンのような絵がでており、「Yamper」とこのポケモンはしっぽのイナズマ形の特徴が似ているとの指摘もありました。

 

 

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2、現在判明しているダイマックス技

・ダイストライク/max strike (ノーマル):相手のすばやさを1段階下げる

・日本語名不詳/max flare(ほのお):天候を晴れ状態にする

・日本語名不詳/max geyser(みず):天候を雨にする

・ダイソウゲン/max overgrowth(くさ):地形をグラスフィールドにする

・ダイサンダー/max lightning(でんき):地形をエレキフィールドにする

・日本語名不詳/max rockfall(いわ):天候を砂嵐にする

・ダイナックル/max knuckle (かくとう):効果不詳

・日本語名不詳/max airstream(ひこう):自分のすばやさを1段階上げる

・日本語名不詳/max darkness(あく):相手のとくぼうを1段階下げる

・日本語名不詳/max steelspike(はがね):自分のぼうぎょを1段階上げる

・日本語名不詳/max starfall(フェアリー):地形をミストフィールドにする

・ダイウォール/max guard(補助技):効果不詳

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 現在のところダイマックス技の追加効果は①ステータス変化系②天候変化系③地形変化系の3種類があるようです。またおそらく対応する天候・地形を持っている残りのタイプ(こおり、エスパー)も同様の効果になるでしょう。すると残るタイプはむし、かくとう、どく、じめん、ゴースト、ドラゴンになります。

 

またダイマックス技の威力ですが、ネット上に上がっている画像の威力がバラバラでした。このことからダイマックス技も元となる技の威力に依存して変動していることが考えられます。

 

3、マックスレイドバトルについて

E3後のツリーハウスで実際にマックスレイドバトルをする映像が流れました。また公式サイトのページも更新されました。わかったことをまとめます。

 

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・「一人で挑戦」「みんなで挑戦」の二つのモードがある

・トレーナー1人につきポケモンを1体選択し、合計4人で戦う

ポケモンは手持ちまたはボックスから選択することができる

・マックスレイドバトルでもダイマックス化は3ターンまでだが、ダイマックス技は連発できる

・レイドポケモンは状況に応じて複数回攻撃をしたり、「ふしぎなバリア」を張ったりする

・「ふしぎなバリア」がある時は、レイドポケモンに攻撃をすることができず、ゲージが全てなくなるとバリアを破壊できる

・技や威力に関係なく1回の攻撃で1ゲージ減らせるが、例外的にダイマックス技は1回で2ゲージを減らせる

・戦闘開始時にプレイヤー側のポケモンの特性やステータス変化を打ち消すレイドポケモンもいる

・戦闘でレイドポケモンを倒すと、トレーナー全員に1回ずつモンスターボールを投げるチャンスがある。また特別なアイテムを手に入れられる場合もある

・「4回ひんしになる。10ターン経過する」などの終了条件がある

 

4、ワイルドエリアについて

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・出現するポケモンは場所によってレベルが異なる。奥へ行くほどレベルの高いポケモンが出現する

・「雷雨」の天候の時は、戦闘時にフィールドが雨+エレキフィールドの状態になる

・強力な野生のポケモンが存在する。「とてもつよそうな〇〇があらわれた」と表示され、冒険の序盤では捕獲できない。

・「YY通信」という機能があり、ワイルドエリア内では画面左端に他のトレーナーと交流するアイコンが表示される

・ワイルドエリア内に通信中の他のトレーナーが出現し、リアルタイムで行動が反映される

・新しい道具の分類「ingredients(材料)」があり、「pungent root(辛い根っこ)」「a pack of potatos(じゃがいものパック)」などのアイテムが存在する

・これらの道具はワイルドエリアに落ちていたり、通信中の他のトレーナーに話しかけることで入手できる

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海外リークでキャンプ機能でカレーを作れるとあったので、おそらくこれらは料理の材料でしょう。またカレーをポケモンに与えることで仲良し度のようなパラメータを上げられるともありました。

 

5、ゲームフリークが挑戦するポケモンの新たな遊び方

ゲームフリークが今作の目玉としている「マックスレイドバトル」や「ワイルドエリア」、「YY通信」などを見ると、今作は「みんなでポケモンを楽しむ」というコンセプトがあるのではないでしょうか。

今までのポケモンの遊び方というと「ストーリー」「ポケモン育成」「通信対戦」などが挙げられます。しかしゲームフリークはそこに新たなポケモンの楽しみ方として、(たとえばモンスターハンターや他のネットゲームのような)「複数人で協力して遊ぶ」というものを盛り込もうとしているのではないかと思います。おそらくこれはいわゆる対戦ガチ勢向けではなく、広いファン層、子供やファミリー層向けのものでしょう。現状で、これらの新要素がどの程度やりごたえのあるものかはわかりませんが、今後も注視していきたいです。